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  • 静嘉堂@丸の内

静嘉堂@丸の内

  • Photo by Keizo Kioku

  • 明治25年(1892)、三菱第二代社長の岩﨑彌之助によって創設され、長男である第四代社長の小彌太によって拡充された静嘉堂は、国宝7件、重要文化財84件を含む和漢の古典籍約20万冊と東洋古美術品約6,500件を所蔵しています。
    この度三菱ゆかりの地、丸の内に新美術館「静嘉堂@丸の内」がオープン。国宝《曜変天目(稲葉天目)》をはじめ、陶磁器、絵画、茶道具、刀剣、彫刻など、多彩なジャンルの美術品を身近にご覧いただけます。

展覧会・イベント

  • 黒の奇跡・曜変天目の秘密

    会期
    2025年4月5日(土)~6月22日(日)

    東洋陶磁の至宝、曜変天目。南宋時代・12~13世紀の中国で作られ、世界に3点のみ現存し、その全てが日本に伝わっています。多くの人々を魅了し続けているのは、漆黒の釉薬に浮かぶ虹色の光彩による謎めいた美しさでしょう。曜変天目はこの神秘的な輝きのほかにも、製法や伝来などさまざまな謎を秘めています。
    本展では工芸の黒い色彩をテーマとして、刀剣や鉄鐔など「黒鉄(くろがね)」とよばれる鉄の工芸品や「漆黒」の漆芸品を紹介します。そして中国と日本の黒いやきものの歴史をたどりつつ、最新の研究成果をもとに、曜変天目が秘めるさまざまな謎と秘密にせまります。

  • 開催中

    国宝 《曜変天目(稲葉天目)》 南宋時代 12~13世紀 静嘉堂文庫美術館蔵

    国宝 《曜変天目(稲葉天目)》 南宋時代 12~13世紀 静嘉堂文庫美術館蔵

ご利用案内

  • 開館時間

    10:00~17:00
    夜間開館あり
    (入館は閉館の30分前まで)

    休館日

    毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌平日休館)
    展示替え期間・年末年始など
    ※展覧会期間以外は休館です。常設展示はございません。

    入館料

    一般 1,500円
    大高生 1,000円
    障害者手帳提示の方 700円(同伴者1名無料)
    中学生以下無料
    日時指定予約制 ※日時指定予約優先。当日券の販売もございます。

  • 国宝 俵屋宗達 《源氏物語関屋澪標図屛風》澪標図

ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

美術館に併設されたミュージアムショップでは、静嘉堂文庫美術館の所蔵品をモチーフにしたオリジナルグッズ、展覧会図録などを発売。
ショップだけのご利用も可能です。
※営業時間は、美術館の開館時間に準じます。

  • 内観

    内観
  • 外観

    外観

静嘉堂とは

  • 創設130周年を迎える静嘉堂は、美術館のギャラリーを世田谷岡本の地から、丸の内お濠端の重要文化財建築、明治生命館(昭和9年〈1934〉竣工)1階へ移転いたしました。
    昭和初期の代表的な近代洋風建築の、大理石を多用した重厚な建築美の中、高い天窓から自然光が差し込むホワイエ(中央部の吹き抜けロビー)を取り囲むように向き合う4つの展示室で、作品は互いの美を響かせあい、皆さまをお迎えいたします。
    明治20年代の半ば、岩﨑彌之助は丸の内で三菱のオフィスビル街建設計画を進めながら、その一角に「ミュージアム」なるものを造りたいと願いました。100年を超える創設者の夢が今、花開きます。
  • 岩﨑彌之助

    岩﨑彌之助

    岩﨑小彌太

    岩﨑小彌太

    世田谷岡本の静嘉堂文庫 外観

主な所蔵品紹介

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