
明治生命館は、古典主義様式のオフィスビルの最高峰として、1934年3月、3年7か月の歳月をかけて完成しました。
戦時下の金属供出、東京大空襲、1945年から56年までのGHQによる接収(アメリカ極東空軍司令部として使用するため)など、まさに昭和の激動期を乗り越え、1997年、昭和の建造物としては初めて国の重要文化財に指定されました。
一般公開のご案内


織作峰子(写真家)
- 入館料
- 無料
- 入館受付場所
- 西玄関より2F受付にお越し下さい。
- 開館時間
- 9:30~19:00 (最終入場18:30)
※ただし12月31日~1月3日、ビル電気設備定期点検日は休館
※入館については人数制限を実施しております。
館内の混雑状況によって入館までにお待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。 - 音声ガイド
- 無料
明治生命館2Fの一般公開エリアに音声ガイドを導入しました!
ナレーターは、明治安田生命マイハピネスフォトコンテストの審査員で大阪芸術大学教授、写真家の織作峰子氏です。
明治生命館の歴史、建築の魅力をぜひお楽しみください。
明治生命館の見どころ
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列柱
ギリシャ神話を思わせるエンタシス(膨らみ)のあるコリント様式の列柱。柱頭はアカンサスの葉飾りでかたどられています。
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1階営業店頭
竣工当時の雰囲気を今に伝える歴史的空間として多くのお客さまに親しまれております。
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アカンサスの葉模様
西側と南側の玄関ブロンズ製扉および1階営業店頭の天井にある模様。アカンサスは、美しい葉型をもつ植物で、ギリシャ建築等の装飾モチーフに古くから用いられています。
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執務室
2階南側には執務室が5部屋並び、すべて寄木フロア、木製パネルによる内装が施されています。
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2階第一会議室
1946年4月には、第一回対日理事会※ が開催され、連合国軍最高司令官マッカーサー元帥が出席し演説を行いました。
※日本の占領政策についての米・英・中・ソ4か国の代表による連合国軍最高司令官の諮問機関